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作者:葵 すみれ

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作:葵 すみれ

虐げられ令嬢、辺境の色ボケ老人の後妻になるはずが、美貌の辺境伯さまに溺愛されるなんて聞いていません!

成り上がりの男爵家に生まれた姉妹、ヘスティアとデボラ。 美しく貴族らしい金髪の妹デボラは愛されたが、姉のヘスティアはみっともない赤毛の上に火傷の痕があり、使用人のような扱いを受けていた。 デボラは自己中心的で傲慢な性格であり、ヘスティアに対して嫌味や攻撃を繰り返す。 火傷も、デボラが負わせたものだった。 ある日、父親と元婚約者が、ヘスティアに結婚の話を持ちかける。 辺境伯家の老人が、おぼつかないくせに色ボケで、後妻を探しているのだという。 こうしてヘスティアは本人の意思など関係なく、辺境の老人の慰み者として差し出されることになった。 ところが、出荷先でヘスティアを迎えた若き美貌の辺境伯レイモンドは、後妻など必要ないと言い出す。 そう言われても、ヘスティアにもう帰る場所などない。 泣きつくと、レイモンドの叔母の提案で、侍女として働かせてもらえることになる。 いじめられるのには慣れている。 それでもしっかり働けば追い出されないだろうと、役に立とうと決意するヘスティア。 しかし、辺境伯家の人たちは親切で優しく、ヘスティアを大切にしてくれた。 戸惑うヘスティアに、さらに辺境伯レイモンドまでが、甘い言葉をかけてくる。 信じられない思いながらも、ヘスティアは少しずつレイモンドに惹かれていく。 そして、元家族には、破滅の足音が近づいていた――。 ※アルファポリスにも掲載しています

更新:2024/5/3

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作:葵 すみれ

自分を陥れようとする妹を利用したら、何故か王弟殿下に溺愛されました

公爵令嬢レイチェルは、あるとき自分の婚約者と妹が浮気している現場を見つける。 それを父や兄に相談しようとしても、冷たくあしらわれてしまう。 急に態度が変わった二人に戸惑っていると、妹がこの世界は前世で自分が書いた小説の世界だと言い出す。いわばこの世界の創造主なのだと。 妹は主人公として悪役令嬢のレイチェルを排除してやると宣言するが、そのときレイチェルも自分の前世を思い出す。 この世界が小説の世界なのは確かだが、それは前世のレイチェルが書いたものだった。 妹はそれを盗作していたのだ。 本当の作者であるレイチェルしか知らない設定があることを、妹はわかっていない。 「ストーリーを利用しようとするあの子を、さらに利用してやるんだから!」 こうしてレイチェルの奮闘が始まった。 そしてレイチェルは、学園で王弟カーティスと出会う。 王弟カーティスの存在は小説になく、現世の記憶にもない。 怪しむが、彼はレイチェルに愛を囁いてきて……。 ※タイトル変更しました(旧:私の婚約者と浮気している妹が「ここは自分の書いた小説の世界」と言い出しましたが、本当の作者は私です)

更新:2024/4/5

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作:葵 すみれ

【コミカライズ】無能と蔑まれた令嬢は婚約破棄され、辺境の聖女と呼ばれる~傲慢な婚約者を捨て、護衛騎士と幸せになります~【電子書籍化】

【ヤンチャンWeb様にてコミカライズ配信開始】 【2024/2/29にエンジェライト文庫様より電子書籍1、2巻配信】 無能のダメ令嬢と蔑まれるエメラインは、婚約者から事あるごとに「婚約破棄するぞ」と脅されている。 エメラインは辺境伯家の血を引くことが取り柄であり、血を残すことだけが求められて、彼女自身には何も期待されていない。 家族からも無視され、寄り添ってくれる侍女と護衛騎士の姉弟だけが味方だった。 ふとしたことから護衛騎士のことを意識し始めるエメラインだったが、彼とは身分が違う。結ばれることなどありえず、婚約者のいる身として想うことも許されない。 護衛騎士はエメラインのために、彼女から離れていく。 そしてエメラインはとうとう婚約破棄を受け入れ、それまでの自分と決別する。 婚約者は自分が辺境伯の跡継ぎだと思っていたが、実は跡継ぎの相手に過ぎなかったと気付くものの、もう遅い。 エメラインはやがて辺境の聖女と呼ばれることになっていくのだった。 ※アルファポリスにも掲載しています

更新:2024/2/29

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